2歳から知育 2歳だからやっておきたいこと

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2歳児といえばイヤイヤ期を真っ先に想像するのではないでしょうか。

これは、自我が出てきて色々なことに興味を示していて、順調に育っている証です。

1歳児の間は難しかった指先を使った動きが上手になってきて、靴を履いたり、服を着脱したり色々なことができるようになってきます。

しかし、まだまだ上手に出来ないので、ついつい手伝ってしまったことにより、大泣きをされた経験があるのではないでしょうか。

忙しい日々の中で毎回は難しいかもしれませんが、時にはグッと堪えて見守ってあげることも大切な親の役目です。

そうすることによって、自分で出来た満足感と喜びを親子で分かち合うことができますよ。

行動範囲も広がり、少し危険な行動も見られますが、好奇心を満たしてあげることで成長を実感できる時期です。

足腰も丈夫になり、どんどん走るのも早くなってきたり、手先を使うことも上手になってきます。

2歳児の知育を育むための役立つ情報を解説。どのようなことを2歳児と一緒に行えば、成長を手助けできるのでしょうか。

2歳から知育 どのような絵本に興味がある?

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言葉の数も増えてきて、親や周りが言っていることも随分理解できるようになってきた2歳児です。

親子の会話だけでなく、絵本も言葉のボキャブラリーを増やすことができます

読み聞かせをしてあげるのも喜びますが、何度も読み聞かせて内容を覚えている絵本は自分で読もうとします。

自分なりに言葉を発しながら読んでいる姿はとっても可愛らしいので、読んでいる姿を見たら声をかけずにそっと見守ってあげてください。

また、今まではストーリーのない絵本ばかりでしたが、2歳頃になると短いストーリーがある絵本も楽しめるようになります。

2歳児は外遊びもたくさんするようになり、行動範囲が広がって観察力や想像力がついてきます。

色々な物や人に触れることによって、たくさんの気持ちを知るようになります。

絵本を通して、色々な発見をして、楽しみながら親子での会話をしてあげるのも良いですよ。

2歳から知育 2歳児と一緒に遊ぶ

手先を器用に使えるようになったので、室内での遊びではお絵かきや折り紙に挑戦してみてはいかがでしょうか。

丸や四角、三角などの簡単な形や線の練習をするのも良いと言われています。

ドリルなどを使って取り組むのも良いですし、初めは真っ新な紙に一緒にお絵かきを楽しみながら書くのも良いですね。

また、ごっこ遊びができるようになります。

おままごとをしたり、何かになりきって遊んだりすることも上手にできるようになります。

特に2歳児は親のことをよく見ているので、おままごとをした時の仕草や口調は自分にそっくりで笑ってしまいます。

また、室内だけでなく外遊びも大切です。

公園などで、思いっきり走り回ったり、遊具を使って遊ぶのも良いです。

お砂場セットなどを用意して、お外でおままごとをすることも家とは違ってまた楽しんでくれます。

どんぐりや松ぼっくり、落ち葉などを使ってケーキを作ってデコレーションしたりと、季節や自然に触れ合う機会になります。

公園のお砂場に抵抗がある方は、地域の保育園や幼稚園の園庭開放に行くのがおすすめです。

きちんと管理されているので、衛生面で気にされている方は一度行ってみてください。

2歳から知育 2歳の手先の使い方

2歳児は何でも自分でやりたがる時期で、手先の使い方も上手になってきます

指先を積極的に使い、手先が器用になると自分でできることが増え、本人の自信に繋がります。

また、指先の神経を使うことにより脳を刺激するので、脳が活性化され、集中力や想像力を高めることができます。

ここでは、指先を使った遊びを4つ紹介します。

正しい鉛筆の持ち方で書く

初めは難しいですが、指先を使って持つことに意味があります。

書くものは殴り書きでもなんでも良いです。

破る・ちぎる

新聞などの使わなくなった紙をびりびり破いてもらいます。

貼る

先ほど破った紙でもシールでも良いので、ペタペタと貼ります。

折り紙を使って破ってもらって、貼ったりすると工作のようになって楽しんでやってくれますよ。

紐通し

昔ながらの遊びでもありますが、紐を通す作業は指先を使うのでおすすめです。

今回は4つ紹介しましたが、その他にも指先を使う遊びがたくさんありますので、ぜひ積極的に取り組んでください。

2歳から知育 2歳児の言葉の発達

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1歳児のころと比べると、言葉の数が増えてきて随分と会話も成り立ってくる月齢なのが2歳児です。

今まで1語文しか話せませんでしたが「わんわん いる」などの簡単な2語文を話せるようになるのもこの時期です。

今日はおでかけしようね。」と言うと「うん!行く!」などの簡単な会話も成立するようになってきます。

今までは一方的な語り掛けでしたが、少しずつ会話ができるとやりとりが楽しくなりますよね。

また、少し長い会話も最後まで聞くことができるようになるので、言葉に理由付けをしてあげるようにしましょう。

例えば注意するときに「ダメ」だけだったのを「ここは危ないから登ったらダメだよ」と言うと言葉の意味をきちんと理解することができるようになっています。

言葉のボキャブラリーを増やすチャンスですので、意味が分からないかもしれないといって、簡単な言葉でしか伝えないでいるといつまで経っても言葉数が増えません。

子供は大人の真似をするのが得意ですので、少し難しい言葉でもどんどん話しかけてあげましょう。

今までは言葉をインプットしていた時期ですが、2歳児からはアウトプットをしていきます。

2歳児になると、今まで知っている言葉が溢れてたくさんお喋りを始める時期ですので、些細なことでもたくさん声掛けをして会話を楽しんでくださいね。

2歳から知育 2歳からの英語

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少しずつ言葉が増えてくる2歳児は、様々な音やリズムを吸収する時期でもあります。

そして、その吸収した言葉をどんどん放出していくので、「言語の天才期」と言われるのも2歳児特有です。

そんな言葉に興味を持つ時期に、英語にたくさん触れさせることが大切!

音楽や絵本なども大好きな2歳児ですので、英語の童謡のCDをかけ流したり、一緒に歌ったりするのも良いですね。

英語の音楽を繰り返し聞くことで、英語特有の音やイントネーションが自然と身につきます。

また、幼児期の聴覚の周波数は、大人と比べてかなり高音も聞き取れる耳をしています。

そのため、大人が聞き取るのが難しい英語をすんなり聞き入れることができ英語脳を養うことができるのです。

また、正しい発音も身に付くので、英語教育を考えている方は、早ければ早いほど身に付く力が大きくなるのでおすすめです。

2歳から知育 2歳だからやっておきたいことのまとめ

2歳児の知育について解説していきました。

  • イヤイヤ期は成長の証
  • ごっこ遊びなど想像力を引き立てる遊びをしよう
  • 手先を器用に使うと脳の発達にも良い
  • 言葉をアウトプットする時期なので色々な言葉で話しかける
  • 言語の天才期に英語に慣れるのがバイリンガルへの道

2歳児のイヤイヤ期は、まだ自分の思いを言葉で表現するのが難しいので、「なぜ泣いているのか」が分からないのが大変ですよね。

でも、その子なりに「これが嫌」という理由がありますので、「なぜ泣いているのか」という理由を組みとってあげることが大切です。

自分でなんでもしたい時期なので、服や靴の着脱や食事の時などに手伝われるのを嫌います。

やってあげたいやった方が速い。と色々思いますが、そこはグッと堪えて気が済むまでさせてあげることも必要です。

そして、なんでもしたい時期だからこそ、絵を描いたり紙を破ったりすることも楽しいと感じられる年齢ですので、指先を使った遊びをどんどん取り入れてあげてください。

できた。という喜びをお子さまに、実感してもらい、親子で楽しく取り組んでみてください。

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