1歳児の成長で一番の特徴は「歩けるようになる」ということです。
そのため行動範囲も広くなり、好奇心も旺盛になります。
また、友達に関心を持ち始め、相手の遊びに興味を示し真似るように遊ぶこともあります。
自立心も強まり、なんでも自分でやろうとします。
例えば服や靴を自分で着脱しようとしたり、一人で食べようとしたりと、自己主張が強くなります。
しかし、まだ言葉の発達が不十分ですので中々思いが伝わらなく癇癪を起してしまいます。
やろうとしていることをじっと見守ることも大切な親の役目ではないでしょうか。
遊びの中で自分でできる喜びを共感し、たくさん褒めてあげることが1歳児の成長に繋がるのではないでしょうか?
1歳から知育 どのような絵本に興味がある?
1歳児は、色んな事に興味を持って好奇心旺盛の時期です。
絵本を読んであげることは好奇心を刺激して、心の成長をする手助けになること間違いなしです。
1歳になると、絵本を見て指さしたり、笑ったり、真似したりとこちらも読んでいて楽しくなります。
何度も同じ絵本を読んでいると内容も覚えているので、真似も上手になっていきますよ。
絵本を選ぶときには、印象に残りやすい単語やフレーズが繰り返されているものが人気があります。
オノマトペといって、「ワンワン」「ちょんちょん」など短い言葉でリズム良く読める絵本が大好きです。
他にも同じパターンが繰り返されているものも、選ばれています。
1歳児では、まだストーリーのある絵本は難しいのですが、絵や内容に好むキーワードがあれば興味を持ってくれます。
イラストがハッキリとした色彩で、シンプルなものだとじっと見てくれますよ。
そして、絵本を選ぶときに厚紙のものだとより良いですね。
自分で捲れる楽しさも覚えてきて、お気に入りの絵本だと内容も把握してるので、自分で読んでいたりもします。
1歳から知育 1歳児と一緒に遊ぶ
歩けるようになったら、積極的に外遊びをしてあげましょう。
外遊びはたくさんの刺激を受けることができます。
花が咲いていたら「お花だね」などと話しかけてあげてください。
小さな一つ一つのことが、1歳児にとっては大発見です。
また、ボール遊びを取り入れて、投げたり転がしたり、追いかけたりと、家だと中々できないことをしてあげましょう。
夏の時期には家でプールなどの水遊びもオススメです。
室内の遊びですと、指先を使うおもちゃで積極的に取り入れましょう。
積み木や型にはめるパズルやブロックは知育にも良く、立体的に物を見る力も養われます。
握ることも上手になってくるので、握りやすいクレヨンなどでお絵かきをするのも良いですよ。
真似をするのが大好きな時期なので手遊び歌や、リズム遊びも楽しんでくれます。
ピアノや木琴、太鼓などの打楽器にも興味を持ち始めます。
叩いたら音が出るというのが面白いのか、夢中で遊んでくれますよ。
1歳から知育 1歳の手先の使い方
1歳になると、手先はどんどん器用になっていきます。
ご飯を食べる時も、手づかみをするのも上手になってきて、スプーンを使い始めるようになります。
扉を開けて物を出したりするのも大好きで、手の届くものは手当たり次第に出していく時期です。
これは「ダメ」と言っても仕方がないので、引き出しの中身に危険な物があれば、あらかじめ手の届かないところにしまっておいてください。
積み木やお絵かき、紐通し、ボタンの掛け外しなどの指先を使った遊びを取り入れると、手先の器用さを養うことができます。
手先を動かすということは、脳の発達にもよく知育玩具として取り入れられています。
他にも、外遊びを取り入れるなどし、秋なら落ち葉やどんぐりなどを拾って遊ぶのも良いです。
お砂場遊びも手先を使うことが多いので、おすすめです。
しかし、公園などの砂場は気が進まないという方もいるかと思います。
その場合には、近くの児童館や園庭開放などに連れて行ってあげてみてください。
幼稚園などの砂は綺麗なので安心して遊ばせることができますよ。
- 1歳から知育 好奇心旺盛な1歳におススメ知育玩具 ヘッジフォッグ
1歳から知育 1歳児の言葉の発達
早い子ですと、1歳を過ぎたあたりから「ママ」「パパ」「マンマ」「はーい」など簡単な単語を発することができます。
2歳前になるころには「わんわん、おいで」など二語文がはなせるようになります。
まだ言葉が出てこなくても、大人が言っていることは理解ができるようになっています。
「お風呂入るよ」「お出かけしようか」などの声掛けをすると、お風呂場や玄関などに自ら向かっていきます。
ですから、普段から当たり前のように言葉かけを行うことが大切です。
親から言われた言葉を理解して、たくさんインプットしている時期です。
そして全く言葉にはなっていませんが、子どもから積極的に話しかけてくるようにもなります。
そんな時は「すごいねー」とたくさん共感して褒めてあげてください。
お話しすることが楽しくなって、だんだん意味のある単語を言うようになります。
最後に、言語の発達は、1歳児には個人差があり月齢や男女差、性格でも変わります。
遅いからと言って気にしすぎないようにしましょう。
ちゃんと目を見てゆっくりと語り掛けてあげれば、言葉の理解は出来ているのでだんだんと言葉がでてくるようになりますよ。
1歳から知育 1歳からの英語
幼児期の英語学習では「聞くこと」「話すこと」の学習がメインになります。
まだ1歳児ですと、話すことは難しいので「聞くこと」の英語学習をしていきます。
脳や聴覚が発達するのは幼児期ですので、大人になると聞き分けられなくなる音や発音することが難しくなる音を身に付けることが大切です。
たくさんの英語に触れることで言葉をインプットし、効率良く英語が身に付きます。
1歳児が大好きな絵本を、英語の絵本を使って読み聞かせるのがおすすめです。
しかし、ママやパパが英語が苦手で英語の本を読むのは難しいという方は、英語のCDとセットになっているものもあるのでそちらを取り入れるのはいかがでしょうか?
また、赤ちゃん向けの英語教材も販売されていますので、教材を使って英語学習をするのもおすすめです。
英語学習は毎日英語に触れる時間を作ることが大切です。
しかし、読み聞かせの時間が取れない場合は、CDやDVDをかけ流しておくのも良いでしょう。
かけ流している時に集中させる必要はなく、耳に入ってくる程度で大丈夫です。
1歳ごろは英語に興味を持ってもらえるように、遊びの中で楽しく英語に触れさせることがポイントです。
イラスト入りの絵本は、子供の興味を引き付け、楽しみながらステップアップしていくことをおすすめします。
1歳から知育 1歳だからやっておきたいことのまとめ
1歳児について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
- 絵本は「オノマトペ」を取り入れたものを選ぶ
- 外遊びをして色々な物に興味を持たせると良い
- 積み木や型はめパズルなど遊びの中で手先の器用さを養う
- 1歳過ぎたあたりから単語を発するようになる
- 英語学習は英語の絵本を読み聞かせると良い
1歳児は歩けるようになったり、言葉を話せるようになったり成長が目に見えて分かる時期ですよね。
また、自己主張も出てきて色んな事に興味を持ち始める時期でもあります。
心の成長は発達段階ではとても大切な時ですので、親はそばで見守ってあげてくださいね。
そしてコミュニケーションをたくさんとって、子供の成長の手助けをしてあげましょう。
コメント